2024.06.17 「4つの活動領域」
みなさんこんにちは。毎日行っている朝礼とその中に取り入れている7つの習慣について紹介いたします。
当院では、クリニックの運営をより良くするために、毎朝の朝礼で「7つの習慣」を取り上げています。本日は、その中でも特に「4つの活動領域」についてお話しします。
「4つの活動領域」とは、タスクを重要度と緊急度に基づいて分類するためのフレームワークです。
1:緊急で重要なこと
これはすぐに対処しなければならない問題や危機的状況を指します。例えば、新人スタッフが医療事務の基本を学ぶための緊急なトレーニングが該当します。
2:緊急でないが重要なこと
長期的な成功に必要な活動で、私たちが特に注力すべき領域です。新人スタッフが医療事務の基本を学び終えた後、さらに高度なスキルを習得するための計画的な教育プログラムがこれにあたります。この領域をおろそかにしないことで、クリニック全体の効率と品質が向上します。
3:緊急だが重要でないこと
緊急性はあるが、実際には重要でない活動です。例として、日常のメール対応や電話の受け答えがこれに該当します。
4:緊急でも重要でもないこと
時間を浪費するような活動で、これを避けることが最も重要です。不要な会議や雑談などがこれにあたります。
どうしても緊急で重要なことにフォーカスしがちですが、私たちは第2領域、すなわち「緊急でないが重要なこと」にも意識を向けることが大切です。第1領域ばかりに追われると、第2領域の重要な活動がおろそかになりがちです。
このバランスを保つことで、長期的な成長と成功を目指します。
今後とも、有明みんなクリニック田町芝浦院をよろしくお願いいたします。