2024.09.04 「医療現場でのウィン・ウィン」
第4の習慣「ウィン・ウィンを考える」について
今日は「7つの習慣」から第4の習慣「ウィン・ウィンを考える」についてお話しします。
ウィン・ウィンの考え方
ウィン・ウィンとは、お互いが共に利益を得ることを目指す考え方です。人生において、勝ち負けにこだわる「ウィン・ルーズ」の考えに陥りがちですが、持続的な信頼関係を築くためには、両者が満足できる結果を得る「ウィン・ウィン」の姿勢が不可欠です。
医療現場でのウィン・ウィン
私たちの仕事は、主に患者さんのウィンを考えることが中心です。しかし、患者さんの利益だけに偏ってしまうと、クリニックの経営が立ち行かなくなることもあります。逆に、私たちだけの利益を追求してしまうと、患者さんが離れてしまいます。だからこそ、医療現場においても「ウィン・ウィン」のバランスを大切にすることが重要です。
実践の機会
10月からインフルエンザワクチン接種が始まります。今年は価格も下がり、港区の助成金もアップしました。さらに、予約枠も拡大したため、患者さんにとっては予約が取りやすく、例年よりも安価で接種できるという「ウィン」があります。しかし、予約が多くなることで、待ち時間が長くなり、対応が遅れると患者さんの「ウィン」が「ルーズ」に変わってしまうリスクもあります。
結論
この繁忙期をウィン・ウィンで乗り切るためには、私たちスタッフ全員の協力が必要です。患者さんに「予約してよかった」と感じてもらえるように、全員で力を合わせて取り組んでいきましょう。忙しくなることは確かですが、患者さんとクリニックの双方がウィンを感じられる結果を目指して、頑張っていきたいと思います。