2024.10.24 「患者様をしっかりと理解する姿勢」 

看護師として、日々患者様と向き合う中で特に大切にしているのが「まず理解に徹し、そして理解される」という姿勢です。これは、『7つの習慣』の第5の習慣にあたります。外来では、短い診察時間の中で患者様の声にしっかり耳を傾けることが、より良いケアの第一歩だと考えています。

たとえば、患者様が抱える不安や痛み、そして本当に必要としているケアを見つけ出すためには、ただ話を聞くだけではなく、その背景にある心情や希望に気づくことが重要です。言葉にしにくい思いを感じ取り、「自分のことを理解してくれている」と患者様に思っていただくことができれば、私たちへの信頼感も高まります。

まずは患者様をしっかりと理解する姿勢を持ち、その上でこちらの提案を伝えることで、患者様とのより良い関係が築けます。これにより、安心して通院していただけるクリニック環境が生まれるのです。今後もこの習慣を心に留め、一人ひとりの患者様に寄り添いながら、質の高いケアを提供していきたいと考えています。

「まず理解に徹し、そして理解される」―このシンプルな言葉こそ、患者様に寄り添う私たち看護師の使命だと感じています。

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