2024.11.08 「日常業務でのシナジーの実感」
シナジーを作り出す力 – 第6の習慣から学んだこと
「7つの習慣」の第6の習慣、「シナジーを作り出す」について、日々の仕事の中で実感したことをシェアしたいと思います。シナジーとは、1つの力以上に大きな結果を生み出す相乗効果を指し、その鍵となるのが以下の3つです。
高い信頼残高
ウィンウィンを考える姿勢
まず相手を理解しようとする努力
この3つが揃うことで、シナジーを生み出す理想的な環境が出来上がるのです。シナジーを生かしたコミュニケーションでは、双方が初めに考える案よりも優れた「第3の案」を生み出せるといわれています。
日常業務でのシナジーの実感
先日、クリニックで小児科の診察が押してしまったことがありました。そのとき、スタッフ一同で患者さんの状況を報告し合い、対応策を話し合うことに。自理科に移動可能な方は案内し、状況説明をして帰宅していただける方にも了承を得るなど、個別対応を行いました。また、外出を希望する方には柔軟に対応することで、診察の遅延をカバーしました。
その結果、少し対応が難しい患者さんも来院されましたが、特に改善の要望をいただくことなく、むしろ待ってくださった患者さんからは感謝の言葉をいただきました。この経験を通じて、スタッフ間での情報共有や患者さんへの状況説明が信頼を築き、チーム全体でより良い策を生み出せたと実感しました。
シナジーを作り出すために
この経験は、患者さんとの信頼関係を築くこと、スタッフ同士の協力を深めることの重要性を再認識させてくれました。患者さんへの理解を深めることで信頼を得られ、スタッフ間で情報を共有し合うことで、個人では得られなかった新しい解決策を実行できたのです。
これからも、患者さんともスタッフとも積極的に話し合い、情報共有を行い、シナジーを生み出していくことを続けていきたいと思います。信頼と協力の力が生む「第3の案」を大切にし、さらに良いケアを提供できるよう努めていきます。