2025.01.17 「自分自身が変化のきっかけを作る姿勢」
ここ数日で花粉症症状で受診される患者様が急に増加傾向にあることを実感しております。特に今年は、昨年の花粉飛散量を大きく上回ると予測され、症状を訴える患者さんがさらに増加することが見込まれています。このような状況に対して、私たちがどのように対応すべきかを考える上で、『7つの習慣』の第一の習慣である「主体的である」という考え方が重要になると感じています。

主体性とは、自らの行動と選択に責任を持ち、状況に流されるのではなく、自分自身が変化のきっかけを作る姿勢を指します。花粉症患者が増えるという外的要因は、私たちが直接コントロールすることはできません。しかし、私たちがコントロールできるのは、この状況に対する「私たち自身の行動」です。
例えば、AIを活用したオンライン問診を推進することで、待合室の混雑を緩和し、患者さんが快適に受診できる環境を作ることができます。また、花粉症予防に関する正しい情報を発信することで、症状が悪化する前の早期受診を促すこともできます。さらに、院内スタッフへの研修や業務効率化を進めることで、より多くの患者さんをスムーズに診察できる体制を構築することも可能です。
重要なのは、私たち一人ひとりがこの増加する需要を課題ではなく「機会」と捉え、積極的に解決策を提案し、実行していくことです。この主体的な姿勢が、患者さんの満足度向上や、地域社会の健康促進につながると信じています。
私たちモルゲンロートが掲げる「笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創る」というミッションを実現するためにも、まずは主体的に行動し、花粉症患者の増加に伴うニーズに応えるための新たな取り組みを進めてまいりましょう。
以上です。ありがとうございました。