2025.01.24 「時間管理のマトリックス」 

7つの習慣 第3の習慣「最優先事項を優先する」についてお話します。
この習慣を理解する上で鍵となるのが、時間管理のマトリックスと呼ばれる考え方です。私たちの活動は、緊急度と重要度の2軸で分類され、4つの領域に分けて考えることができます。
日々の時間の使い方において、私たちはどうしても緊急性のあることに優先的に取り組みがちで、緊急性は低いが重要なことを後回しにしてしまう傾向があります。しかし、望む結果を得るためには、この「重要だが緊急でないこと」に時間を使うことが必要不可欠です。

クリニックの日常業務では、突発的なイレギュラー対応や多重業務に直面することが多々あります。その際、瞬時に優先事項を判断して行動することが求められます。緊急性の高いタスクを優先すること自体は間違いではありませんが、その中でも重要度をしっかりと考慮し、行動計画を立てることが大切だと考えています。

現在は比較的落ち着いている状況ですが、今後、花粉症シーズンが訪れることで、再び多忙な日々が予想されます。このような時こそ、緊急性にとらわれすぎず、重要度に重きを置いた行動計画を意識し、業務が滞らないよう工夫する必要があります。

安心・安全な医療を提供するためにも、日々の業務を整理しながら、最優先事項を的確に判断し行動していきたいと思います。

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