2025.09.10 「今の自分にできることは何か?」

今日は『7つの習慣』の第1の習慣、「主体的である」についてお話ししたいと思います。この習慣は、状況や他人の言動に流されるのではなく、自分の考えや価値観に基づいて行動を選ぶことの大切さを教えてくれます。私たちの仕事は日々、たくさんの判断と選択の連続です。忙しい日には「仕方がない」「時間がない」と環境や周囲のせいにしてしまいそうになることもありますが、そんなときこそ「今の自分にできることは何か?」と立ち止まって考えることが大切です。

たとえば、業務が立て込んでいる中でも、患者さんに一言だけでも声をかける、自分から協力を申し出る、優先順位を見直して動く、そうした小さな選択はすべて主体的な行動です。誰かに言われたからやるのではなく、自分の意志で選び、動くことこそが信頼される医療の土台になると私は感じています。主体的であるというのは、毎日完璧な判断をすることではなく、自分の言葉や態度に責任を持つという姿勢のことです。

今日も一人ひとりが、自分で選ぶという意識を持ち、自分の言葉と行動に責任を持って過ごしていくことで、患者さんにも仲間にも安心感を届けられる1日になると思います。私たち自身が誠実に、前向きに行動を選び続けることで、より良いチーム、より良い医療につながっていくと信じています。

PAGE TOP
error: Content is protected !!