2024.10.20 「どんな結果を目指すのかを明確に」 

第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」から学んだこと
「7つの習慣」の第2の習慣、「終わりを思い描くことから始める」は、私たちの人生や仕事において非常に重要な習慣です。この習慣の基本的な考え方は、「自分が何をしたいのか、どんな自分になりたいのか」を明確にすることです。そして、その目標や理想を実現するために、今何をするべきかを具体的に考え、行動していくということです。

一見、「自分の終わりを思い浮かべる」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実はこの考え方は私たちの日常生活にも自然に取り入れられています。例えば、「朝8時発の電車に乗る」という目標をゴールとして設定します。そこから逆算して、「駅まで10分かかるから、7時45分までには家を出よう」「メイク15分、ヘアセット15分、朝ごはん15分かかるから、7時には起きよう」と具体的な行動計画を立てていくわけです。このように、ゴールを最初に思い描き、それに向かって必要なステップを踏んでいくという行為は、すでに私たちの生活の中で自然に行われているのです。

仕事における「終わりを思い描くことから始める」
仕事においても同じです。私は日々の業務で「今日の目標」を立て、それに向かって何をするべきかを具体的に考えるようにしています。例えば、「患者さんに気持ちよく診察を終えてもらう」という目標を設定した場合、それに向けた行動が自然と明確になります。具体的には、患者さんが来院する前に受付の準備を整えておくこと、来院された際は笑顔で迎えること、そして常に混雑状況を把握し、スムーズに診察が進むように声かけを行うことなどです。

もちろん、目標をすべて達成することは簡単ではなく、時には思い通りにいかないこともあります。しかし、最初に「どんな結果を目指すのか」を明確にしておくことで、頭の中に具体的な行動計画ができ、いつもより行動しやすくなることを感じています。仕事が多忙であるほど、目標をはっきりと持ち、それに向かって行動することの大切さが身に染みます。

結び
「終わりを思い描くことから始める」という第2の習慣は、私たちが目指すべき方向を示し、その目標達成に向けて効果的に行動するための力を与えてくれます。日々の業務や生活の中で、この習慣を意識することで、自分の理想に少しずつ近づいていくことができると実感しています。これからも「終わりを思い描くことから始める」を大切にし、目標に向かって一歩ずつ進んでいきたいと思います。

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