2024.12.22 「勇気と思いやりのバランス」 

おはようございます。

本日は、スティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』より、第4の習慣「ウィンウィンを考える」についてお話しします。

ウィンウィンの本質とは、どちらかが犠牲になることで成り立つものではなく、全員が満足できる方法が必ず存在するという前提に立つ考え方です。この姿勢は、特に長期的で健全な人間関係を築く上で欠かせないものです。そして、ウィンウィンを実現するには、相手の立場や考えを理解しようとする努力と、自分自身の気持ちや考えを伝える勇気、その両方が必要です。

ウィンウィンを考える際には、「勇気と思いやりのバランス」を取ることが重要です。思いやりに偏りすぎると自分の主張が埋もれ、勇気ばかりでは相手への配慮を欠いてしまいます。どちらも欠かさずに実践することで、真のウィンウィンが可能となります。

現在、私たちは多忙な日々を過ごしています。その中で、どうしても自分たちの業務を優先しがちになりますが、どんな状況でも周りの気持ちやニーズに目を向けることが大切です。そして、自分の考えを誠実に伝えることで、お互いが理解し合い、最善の結果を導き出すことができると考えます。

患者さんとの信頼関係も、こうした姿勢の積み重ねから築かれます。相手を思いやること、自分を表現すること、そして協力し合うこと。その結果、私たちは患者さんに最良の医療サービスを提供することができます。この理念を胸に、日々の業務に取り組んでいきましょう。

本日もどうぞよろしくお願いいたします。

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