2025.05.30 「お互いの仕事を助け合いながら進める」 

『7つの習慣』の第4の習慣「Win-Winを考える」は、互いの利益や満足を大切にしながら、より良い関係を築いていくことを目的とした考え方です。この習慣は、私たち医療の現場でも非常に大切な価値観だと感じます。

クリニックにおける最優先事項は、患者様に「安心」と「笑顔」を届けることです。そのためには、医師や看護師、事務スタッフといった職種の枠を超えて、スタッフ全員が協力し合い、信頼関係を築くことが欠かせません。

たとえば、受付スタッフがスムーズにご案内をすることで、看護師の準備が円滑に進み、結果として診察も滞りなく行うことができます。看護師が患者様に丁寧な声かけをすることで、患者様がリラックスされ、医師の診察もより効果的になります。

このように、チーム全体が「お互いの仕事を助け合いながら進める」意識を持つことで、患者様の待ち時間の短縮や不安の軽減といった大きな成果につながっていきます。

Win-Winとは、誰か一人が得をする関係ではなく、関わるすべての人が満足し、前向きな関係を築けるように努める姿勢です。私たち一人ひとりがこの考え方を大切にし、職種や立場を越えて互いを尊重し合うことで、患者様にとっても、スタッフにとっても居心地のよいクリニックをつくることができると信じています。

今後もこの「Win-Winの精神」を実践しながら、より良い医療の提供と、働きやすい職場環境づくりを目指してまいります。

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