フルミスト(経鼻インフルエンザ生ワクチン)接種のご案内
フルミスト(経鼻インフルエンザ生ワクチン)について
本年も当院では、フルミスト(経鼻インフルエンザ生ワクチン)の接種を行います。
フルミストは鼻にスプレーするタイプの生ワクチンです。
鼻腔内にスプレーするため、痛みがほとんどありません。
インフルエンザウイルスの侵入口である鼻の粘膜に直接免疫を誘導するため、高い感染防御効果が期待できます。効果の持続期間は約1年と、従来の皮下注射ワクチンより長いとされており、接種回数は1年に1回となります。
欧米では長年使用されており、安全性が確立されています。
2024年10月15日より予約を開始いたします。有明みんなクリニック田町芝浦院 03-6722-6300までお電話いただくか、ご来院いただきご予約をお願いいたします。
混雑が予想されますので、予約受付時間を10−15時に限らせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
フルミスト製剤の詳細は、下記の通りとなります、ご不明な点等ございましたら、スタッフへお声がけください。
販売元 | 製造元 | 対象年齢 | 価格(税込) |
第一三共株式会社 | AstraZeneca社 | 2-18歳 | 9,000円 |
接種時には、必ず母子手帳をご持参ください。
☆以下のような方々に特におすすめです
- 注射が苦手な方
- 毎年、注射で腕が腫れてしまう方
- 受験生など、より確実な予防を求める方
☆下記に当てはまる方は、接種をお控えいただくようにお願いいたします
- 卵、ゲンタマイシン、ゼラチン、アルギニン、その他インフルエンザワクチンに対し、重度のアレルギー、アナフィラキシーの既往がある
- 重度の免疫不全である もしくはその様な方とかかわることがある
- 副腎皮質ステロイド内服、免疫抑制剤内服中の方
- アスピリン服用中である(※基本フルミスト接種後 4 週間はアスピリンを服用しない)
- 抗インフルエンザ薬服用中である
- ギランバレー症候群に罹患したことがある
- 妊娠中である、妊娠の可能性がある
- 明らかな発熱がある、鼻汁、鼻閉がひどいなど体調がすぐれない
☆他のワクチンとの接種間隔について
- 不活化ワクチン→接種間隔あける必要はない
- 生ワクチン→4週間あける
- 不活化インフルエンザワクチン→4週間あける
☆副反応
生ワクチンですので30~40%の方は接種後3日~7日まで鼻炎症状が出現し、その他、咽頭痛、咳など軽い感冒症状を数日認める場合があります。ごくまれに、発疹、じんま疹、アナフィラキシーショック、ギランバレー症候群などの重篤な副反応を起こす可能性は他のワクチン同様に否定できません。